重大な選択

ただいま日付変更ぎりぎり。0時でございます。
ワタクシ、人生の重大な選択にせまられているのであります。

これを食うべきか、食わざるべきか。

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子どもらは寝た。
犬も寝た。
アンディも寝た。

ほの暗い部屋に漂う海苔のにおい。
鼻を近づけて深呼吸をする。
中にはでっかい梅ぼし。もちろん南高梅。
まろやかな岩塩と相まって、絶妙な味わい。

さあ、どうする。
さあ、さあ、さあ。

夜中に食べてしまうか。
朝まで待つか。

だって、昼寝しちゃったのよ(笑)





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私のおにぎり好きは半端じゃない。

11年前に入院した時の事。
手術後1週間は個室にいたんだけど、そのあとは4人部屋へ移動。
消化器外科の病室ちゅうのは、ぶっちゃけガン患者ばっかり。
私ともう1人は胃全摘、もう1人は胃3分の2切除。
だから、思うように食事ができない身だった。
だいたい出てくる食事も、極端に量が少ないし、やわらかいもの中心。
ネコのごはん程度(ネコのごはんの量は知らないが)しか食べられず、
精神的に飢餓状態。

そこへ入ってきたのが、検査入院のおばあちゃん。
心臓への動脈にカテーテルを入れる検査なのだそうで。
ふともものあたりの動脈に傷をつけるわけだから、検査後は出血しないように安静が必要。
だから、夕食は寝たまま食べられるようにおにぎりが2個。

それを見た私たち胃組3人。
「うあ~~」と心の中で悲鳴をあげた。
(海苔のにおいだぁぁぁ~~)
(おにぎりだぁぁぁ~~)
(いつから食べてないんだろ)
目と目で会話を交わすワタシタチ。

そしたっけおばあちゃんがさ。
「食欲ないからこれいらないわ」って。
看護士さんにいともあっさりと。
そして、そして、おにぎりのお盆、退場。

(うそやろ~~~!)
(おにぎり食べないなんて~~!!)
(しんじらんな~~~い!!)

またまた3人は目をまん丸くして無言で会話。
言葉を交わさず他人とこんなに意思の疎通ができるなんて。

ワタシタチ3人は、布団をかぶって悶々と眠れない夜を過ごしたのであった。




というわけで。
おにぎりが最高のごちそうになってしまいました。

というわけで。
さっきのおにぎり食べながら書きました♪(* ̄ー ̄)v
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by kabo518 | 2006-04-24 00:06 | エッセイ風