カテゴリ:エッセイ風( 4 )

重大な選択

ただいま日付変更ぎりぎり。0時でございます。
ワタクシ、人生の重大な選択にせまられているのであります。

これを食うべきか、食わざるべきか。

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子どもらは寝た。
犬も寝た。
アンディも寝た。

ほの暗い部屋に漂う海苔のにおい。
鼻を近づけて深呼吸をする。
中にはでっかい梅ぼし。もちろん南高梅。
まろやかな岩塩と相まって、絶妙な味わい。

さあ、どうする。
さあ、さあ、さあ。

夜中に食べてしまうか。
朝まで待つか。

だって、昼寝しちゃったのよ(笑)

おにぎり命
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by kabo518 | 2006-04-24 00:06 | エッセイ風

かおる亭・死を考える

数年に一度の割合で、死を現実として意識する機会がある。
今回↓のように「もしかして」の時は特に。
そうでなくても、私はいつも死を頭の中に置きながら生活しているので、
死について考えたり語ったりする事を気軽に考えている。
それは、私がクリスチャンであり、死んだらすべてが終るとは考えていないせいかもしれない。

長いので読みたい人だけどうぞ
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by kabo518 | 2006-04-01 23:24 | エッセイ風

命を意識した時

どうして生きているんだろう。
子どもの頃、漠然とした思いでほんのちょっとだけそんな事を考えた。
でも毎日忙しくて(遊びに)それ以上考える事なんてなかった。

そのまま高校生になった。

そうです。
キース・ジャレットにあこがれ、
アウトローな人生にあこがれ、
高校をやめようかとひそかに考えていたあの頃。

17歳の私はハラヘリ。いつもハラヘリ。
午後4時以降になるとハラヘリでめまい。
焼肉定食&ラーメン、鍋焼うどん&カツ丼、な~んてあたりまえにペロリ。
それでも太らなかったのだから、おそるべし高校生。

その日もハラヘリだった。
玄関のドアをあけ、リビングに入ると。
テーブルの上にふかしいも! 
塩がぱらぱらと振られており、ほどよくなじんでいる。
なんていうんでしょう。黄金色ですか。
それを見たとたん、理性なんて失うわけです。
焼きいもよりも、私はこのふかしいもの方が好きなわけです。

家には誰もいない。
私1人。

手なんて洗う前に、すでにふかしいもは口の中。

うめぇ~~~!うめぇ~~~!

心で涙を流しながら叫ぶわたし。
肌ぴちぴちの17歳。

そしたら・・・・・・
いもがのどに詰まってしまった・・・・!

正確に言うとのどではなく、食道の下あたり。
すぐに落ちていくだろうと思っていたらそうはイカのきんたま。
どんな事をしても落ちていかないではないか。
このあたりであせりはじめるにぶいワタクシ。

死ぬ・・・・・

私がはじめて自分自身に死を感じた瞬間。

もしここで倒れていたら見つけた家族はどんな顔をするんだろう。
手にイモをにぎりしめ、制服姿のまま倒れている自分。
救急車で運ばれるが、すでにイモ死。
翌日の学校の机の上には花瓶に飾られた花。
担任タケシが言う。
「もう知ってる者もいると思うが、かおるが昨日イモをのどに詰まらせて死んだ」
けいれんするように震える友人たちの背中。
涙を流している。
ひくひくと震えながら泣いている、、、、かのように笑っている。
(イモダッテヨ・・・イモ・・・・カオルラシイヨネ・・・イモ・・・・ヒヒヒヒ・・・・)

やだ!

イモをのどに詰まらせながらも、そこまで想像したら、絶対に死ねないと思った。
ここで死ぬわけにはいかない。私は生きる。絶対生きる!!!

・・・・・・・でもさ。
よく考えたら、息してんだよね。
気管が詰まったわけじゃなくて、食道から胃に落ちていかないだけだったんだよね。
死ぬわけないじゃん・・・・・

それに気づいて冷静になったとたん、
ズズッ・・・・ズズッと音とたてて(ウソ)イモが動き始めた。

イモ死を免れたかおる17歳。
ろくでもない思春期。

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以前HPにのせていたものを、blog用に書きなおし。
↓の骨髄移植で命の大切さを考えたら、自分の死生観のはじまりがふかしイモだったことを思い出した。
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by kabo518 | 2005-07-17 16:23 | エッセイ風

宮内庁からの電話

この話をご存知の方も多いかと思いますが。
今回は誕生日記念という事で、私の華々しい経歴を少々。

私と皇太子殿下は誕生日がほぼ3ヶ月違い。同じ1960年生まれ。
皇太子殿下なんて言い方やめましょうね。ナルちゃん。
幼なじみといえば幼なじみのようなもの。
ナルちゃんはいつも紺色のリボンが巻いてある麦わら帽子と、籐のバスケットを持っていた。
ナルちゃんが大好きな私も、同じような帽子とバスケットを買ってもらい、大切なお菓子を入れて持ち歩いていた。
ナルちゃんはいつも礼儀正しくて賢くて大好きだった。
ナルちゃんが大学生になり、イギリスに留学する事になった時、私もちょうどイギリス留学の話があったので、むこうでも会えるかな、、、とちょっとだけ楽しみにしていた。
なんたって護衛がきびしいからね。
でも、私の方が行けなくなったので、ナルちゃんだけイギリスに行ってしまった。
まあいいや。またそのうちね。

時がすぎた。
ナルちゃん、、、なかなかお嫁さんが決まらないみたいだ。
テレビでも連日お妃候補の話題でもちきり。

そんなアルヒ。
宮内庁から電話がきた。
宮内庁から電話なんてそうそうかかってくるものじゃないから緊張した。
簡単なご挨拶をしたあと、宮内庁侍従○○さんが切り出した。

「実はお電話でお話しする内容ではないのですが、殿下のご結婚について検討いたしました結果、あなたに白羽の矢が立ちました。つきましては・・・」

は?はぁ?

ワタクシデゴザイマスカ?
いえ、確かに幼なじみではありますが、まさかそのような・・・・

いや、、、、でも、、、、
私、ミンクのショールを肩にかけ、婚約会見の時に話す内容と、手の振り方も練習していたんだっけな。
あの皇室的微笑も鏡の前で特訓。
唯一悩みといえば、帽子が似合わないことくらいだ。
影の努力が実を結んだということか。

正直、混乱した。どう判断したらいいのか即座にはわからない。
あたりまえだ。人生の一大事だ。
親も親戚も大騒ぎになるだろう。
友人たちも自分の所にインタビューがくるかと、エステに通い始めるかもしれない。
報道関係者がおしよせてくるのは時間の問題だし。

それで、、どうした???
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by kabo518 | 2005-05-18 00:27 | エッセイ風