英雄ポロネースベア


テディベア職人なす子さんからベアが届いた。
依頼したのはいつだっただろう。
色も大きさも何も注文をつけず、とにかくイメージしたものをそのまま作ってもらった。

届いたベアは、手足が長くて大きい。
市販のテディベアをイメージするとある意味アンバランスかとも思える。
でもこれにはひとつひとつ意味がある。
自分の人生をしっかり歩いていくという意味で、このベアは立てるのだ。
手が長いのは私の手が長いから。肩幅も同じ。
そしてテディらしからぬ肉球。しっかりとした指に見える。
これはピアノが弾けるように。
目はアメジスト色。そして5月のグリーン。
抱くと重い。

職人は今までの私の言葉をしっかり重く受け止め、ベアの中にしまいこんだ。
名づけて「英雄ポロネーズベア」

何かを創り出すということ。
文章、絵画、彫刻、音楽、、、、ベア
自分のイメージと技術と感性の集結。
職人はガンコで一途で妥協しない。

私はクマそのものがほしかったのではない。
ぬいぐるみを集める趣味もない。
私の部屋のどこにもそういうものはない。
針と糸にこめられた痛いほどのエネルギーと感性。
受けとったのは目にみえない生きる力。
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by kabo518 | 2005-02-03 15:43 | 日常