お風呂に入りながら

さっきお風呂に入ると、ちょっとぬるくなっていた。
母が夕方に入ってそのままだったから、さめてしまった。
自動にしておくとガス代すごいし。
自動にしておかなくても、氷点下になると自動的に点火するので、
冬のガス代はハンパない。
「夜中に自動でガスがつくのは止められないんですか」とメーカーに電話したら、
「壊れますよ。全部とりかえたらガス代どころの金額じゃないですよ」と冷たく言われたし。
しょうがない。
そんな事を思い出しながら、湯船で追いだきをした。

仙台の前は水戸にいて、けっこう大きなお風呂だった。
サウナもあり、子どもたちみんなで入っても大丈夫なお風呂。
寒いともいう(笑)
そのお風呂、追いだき機能がなく、すべて給湯だった。
イメージとしては、ホテルのお風呂のような。
母がきっと、ホテルをイメージしてそうしたのだろう。
見た目は素敵だった。確かに。大理石タイルでね。湯船は透明感のあるピンクで。
でもお湯がさめると、熱いお湯を足して温度を上げなきゃならない。
まだ省エネとか言われる前。バブルがはじける頃の話し。
何をやっていたんだか。
今のように、エネルギーを大切に使おうなどという意識がなかった。
世の中全体が。
平和というより、傲慢だったのだろう。

給湯式といえば、仮設住宅。
追いだき機能がない。
お湯を入れるしか方法がないから、さめないうちに入らなきゃならない。
でもそうもいかないよね。
お湯を入れたらあふれるから、泣く泣くお湯を捨ててまた熱いお湯を足すわけだ。
追いだき機能をつけるには、自費で10万以上かかる。
話しをきくだけでため息が出る。

そうだったな。
水もガスもだめで、お風呂入れなかったな~
水を入れたペットボトルを何本もストーブの前に置いてぬるくして、
それでシャンプーしたんだっけ。
冷たくない程度の水にして。
マグカップ2杯の水で、家族全員分の食器洗いしたし。

ガスレンジに火がついたとき、
蛇口から水が出たとき、
部屋に明かりがもどったとき、
高速道路、仙台駅、仙台空港が再開したとき、
どんなに嬉しかったか。
泣けて泣けてどうしようもなかった。

な~んかこのごろ、そういうこと忘れてないか~?
そう自問自答しながら、湯船につかっていた。
いや、忘れてないよ。
気持ちも備えもゆるめるどころか、さらに強化。

いろんな意味で、それぞれの立場で、
両極端に分かれてきているこのごろ。


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by kabo518 | 2012-01-16 23:57 | 震災・支援