おせち支援完了!

今年最後のかおる亭支援イベント。
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黒豆、昆布巻き、ままかり酢漬、酢ダコ、数の子、伊達巻き、紅白かまぼこ
ちょろぎ、酢蓮、なます、桜・柚子寒天よせ、焼き豚、きんかん甘露煮、栗きんとん
田作り、松前漬け、小海老甘露煮

1人暮らしの方におせち料理を贈りたい

この声を聞いて「やろう!」と即決。
一旦はあきらめかけたけど、今日無事に30人分のおせちを用意することができた。

この企画をここに書いたら、いろんな人から支援の申し出や支援金が集まった。
容器、箸袋と水引、
北海道からは六花亭の黒豆、
石川県からは麩のお吸い物、
そして、香港と鳥取県からお菓子。各地からのカイロ。
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消毒、マスク、手袋、髪の毛をまとめ、いざ!

たかが30人分。大人数料理には慣れているからちょろいちょろい!
・・・と思ったんだけど。
いざ始めてみると、詰め込むだけなのにかなりの手間!
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かまぼこをまっすぐ切るのがこんなに難しいとは・・・
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まさかこんなにこまかく手間取るとは思わなかった。
想定した倍の時間を要した。とほほ。
しかし、なんとか無事に詰め込み終了!

中身は、おせち、お吸い物、ゆで蕎麦、つゆ、簡易天ぷら。
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角田の仮設で
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1階が天井近くまで浸水した家で1人暮らしの方。海のすぐそば。
着ている服も以前こちらから運んだ冬物。
「あったかいです!助かりました!」と何度も何度も言われた。
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すっかり景色が変わってしまった山元町で待ち合わせ。
2軒分を手渡し。
住んでいた人に道案内をしてもらったのに、あまりに景色が違っていて道がわからなくなるほど。
見事なほどなにもなくなっていた海沿いの住宅地で。
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山元の仮設には、お手伝いの方に持って行ってもらった。
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総額5万円弱。
1人分、1600円強。
ご支援、ありがとうございました!


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山元町・常磐線跡。
踏切の痕跡だけ。線路はすでに撤去されていて、まるで道路のよう。
空から見ると、1本の筋になっている。
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支援先ステーションになっている方が住んでいた山元町の家。
今日はじめて一緒に行った。
私にとっては、みなし仮設が彼女の家なので、もとの家を見るのは勇気がいった。
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海のすぐそば。
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毎日波の音を聞きながら、ここで趣味の陶芸や木工、洋裁などを教えながら暮らしていた。

大切なミシンだった。
かおる亭支援で贈ったミシンは、たまたま同じ色だった。
「もとのミシンが戻ってきたみたいで嬉しい!」
そう言っていたのを思い出す。
この時期になって、もとのミシンをここで目にするとは思わなかった。
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これ以上片づける気が起きないのは一目見ればよくわかる。
10年住んだこの家は、3月にすべて消えてしまう。
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このあたりにはもう誰も住んでいない。
たまたま来ていた近所の人と久しぶりに再会して、自然とあの時の話しになる。

3月11日の数日前から、海に波が消えていた。
ここで生まれ育って、あんな湖みたいな海は初めてだった。
知識がないからわからなかったけど、あれが地震の前兆だった。
おかしいおかしいと思っても、こんな事は想像もしなかった。


どこにも高台などの逃げ場がなかった、山元町の海沿い。
なんにもない。
平地が延々と続くだけ。

山元町は福島とのほぼ県境。
放射能マップを見ると、ここがどういう場所であるかは一目瞭然。
津波は去った。でも目に見えないものはここにあり続ける。
原発事故が心底憎い。
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by kabo518 | 2011-12-29 21:54 | 震災・支援