任務完了3時間

泥の中から拾った手芸の本を乾かしていた。
洗いすぎたらぼろぼろになるしね。
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車いっぱいの冬物衣類を届けてきた。
「今つかまったら免停だ~」と思いながらアクセルを踏み(爆)
みなさんから送っていただいたもの、昨日イオンで買ったもの、
入るだけガッツリ載せた。
まだあるの?まだ?えーまだあるの?
そう言ってもらいながらも、全く足りない事はわかっている。
だって、個人支援だもの。
砂漠にコップの水をまくようなもの。この無力感。
やってもやってもおいつかない。
こういう気持ちになった若いシスターに、マザー・テレサが言ったそうだ。
「私も同じ気持ちになったことがあります。全ての人を救う事はできません。
 目の前にいる人を助ければいいのです」と。
ホントにそう。
それに、砂漠にコップの水に思えるかもしれないけど、よーく考えたらやっぱり違う。
いったいどれだけの荷物が我が家に届き、どれだけの支援金をいただき、
どれだけのネット直送と、直接のやりとりをしてもらったかを思い出すと、
忘れているだけなんだ、と思いなおす。
ものすごい量。アリエナイ支援品。
冷蔵庫や洗濯機、数えきれない扇風機や掃除機やミシン、そして毛布と布団!
お米、食品、日用品、食器!収納家具やこたつ、そして暖房器具・・・・
もしこれをぜーんぶ集めたら、10tトラックに入りきるだろうか??
無理だね。お米だけで1t近くあったもんね。ストーブだけでトータル70台だし。
何の役にたっているのだろう、なんて、
そういう無用な悩みを抱えるのは愚かだ。
確実に役に立ったのだ。間違いない。

こんな毎日だったのだから。
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昨日の続き。
なぜこの寒いのに半袖のままだったのか。
なぜ長袖がなかったのか。
理由を聞いてガックリきてしまった。
家の1階がダメになり、2階にまだ使える衣類を置いておいたけど、
ドアも壊れて鍵がかからないので、仮設に移って、当然家は留守になるでしょ。
そして、久しぶりに家の様子を見に行ったら、全部盗まれていたそうで。
なんかねー、服がないのは困るんだけど、気持ちがね・・・。
盗んでまで服がほしかった人も相当困っていたのだろうし、なんとも言えないけど、
そういう人間の姿、きれいごとだけではない行動をどう解釈したらいいのだろう。
状況も気持ちも見えないからわからないけど、
盗られた人にとって、また1つ傷が増えたのは確かで、寒さ以上に身に堪えただろうと思う。
昨日は「半袖?そりゃ大変だ!」と思ってアタフタしたけど、
なんとかこの秋の寒さを、1人でも多くしのいでもらえたらいいな。

半年も過ぎてくると、支援も難しい事に直面する。
いい悪いでは判断できない複雑な事も多々ある。
でも考えすぎてもできない、考えなければもっとできない。
振りかえれば、あの時もっとこうすればよかった、ということもたくさんある。
今ならアレはこうしただろう、ということも。
最初からやり直せたら、もっともっと効率よくできるのに!と歯がみをしたくなることもあった。
でも、私のこういう経験や技術(?)が、もう2度と発揮する事がありませんようにと祈ったり。
何がためになるのか、最後に使うのは直感しかない。


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by kabo518 | 2011-10-02 22:59 | 震災・支援