お福分け

「あんな津波にやられたのに、貯金箱がぷかぷか浮いて無事だったの。
 津波に負けなかった小銭だから、お福分けね♪ 運がつくわよ。」
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そう言って、私と娘に錆びた小銭を渡してくれた。
ご自分も家を全てダメにしているにもかかわらず、
いろんなご苦労の中、まわりのお友だちのために荷物のとりまとめをされている方。

とりまとめ役になるような方々は、自分の事は後回し、ということが多い。

この方の入った仮設住宅。
仮設といっても、もともとあるものを利用したケース。
はっきり言うと、かなり古い。トイレはボットン。
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人が入っていない部屋の窓。一般のベランダにあたるところ。
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使っていない部屋の中がどれくらい湿っているか、
想像に難くない。
そして虫だらけ。
網戸がない。

私が伺った時、ちょうど市役所の方が説明に来ていた。
何の説明か。

「網戸をつけてはいけません」という。

釘を打ってはいけないんですと。
市の建物だから勝手に網戸を自分でつけてはいけないんですと。

どうしてですか!
声を大にして言いたい。
何故?
申し訳ないけれど、下の記事の仮設とはわけが違う。
こういう古い建物を使っているだけでもいろんな格差があるというのに、
この虫だらけの中、網戸なしですごせと?
いまどきボットントイレの住宅で釘を打つなですと?

わけがわかりません。

しかも、違う仮設に移りたくても、
一旦仮設にはいってしまうと、変更はできず。
どんなに不便でも大変でも、ここに住まなければならない。

謙虚で優しさにあふれたこの方が、
周りの方々のために、自分の部屋を物置き場にしながら支援品を配っているこの方が、
どうして今もってこんな思いをしなければならないのか、
私には全くわからない。わかりたくもない。

悔しいけれど、マジックテープを粘着剤でつけるタイプの網カーテンのようなものを買った。
釘がだめなら、粘着剤でベタベタにしてやれ!(-"-)
怒りっぽい私。


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by kabo518 | 2011-06-14 01:14 | 震災・支援